特集/本誌よりPR
Leofotoの三脚&ビデオ雲台で、暗闇に煌めく夜のヒコーキを捉えろ!
近年、カメラや編集ソフトの進化でハードルが下がっている夜間のヒコーキ撮影。そこで活用できる便利な製品として、ビデオ雲台がある。手持ちでの限界を感じ、夜撮から遠のいていた編集部員が、自ら購入する製品を選ぶために本気で試してみることに。高品質な製品を手頃な価格で提供するLeofotoの装備を手に、羽田空港で夜撮の楽しさを再発見した。

CANON EOS R5 RF70-200mm F2.8L IS USM 1/8 F2.8 ISO1000 LO-324C+BV-10使用
ビデオ雲台BV-10と、2つの三脚を手に夜撮へ
ランディングライトが照らす胴体前部に、ロゴライトで輝く尾翼のロゴ。そこに赤いアンチコリジョンライトが加われば、まるで芸術作品のような美しさを見せる夜のヒコーキ。だが、その光景を写真に収めるとなれば、ひと筋縄ではいかない。特に遠く、そして暗い滑走路上を高速で行く機体を狙う際には、手持ち撮影では限界を感じることもあるだろう。
そこで活用したいのが、ビデオ雲台。通常の雲台はアングルを決めて固定した状態で使うことを想定しているのに対し、ゆっくり滑らかに動かしながら撮影できる雲台のことだ。今回試したのは、Leofoto製のビデオ雲台、「BV-10」。コンパクトで軽量ながら、耐荷重量は5kgあるモデルだ。

CANON EOS R5 RF70-200mm F2.8 L IS USM 1/20 F2.8 ISO2500 1.6倍クロップ LS-324CEX+BV-10使用
一方の三脚は、いずれもBV-10とのセット商品が用意されている2種類を使用。1つは人気のレンジャー(LS)シリーズの「LS-324CEX」、もう1つはMr.O(LO)シリーズの「LO-324C」だ。2本とも軽量・丈夫なカーボン製で安定性が高く、脚は最大径32mm、4段の三脚。重い望遠レンズ+カメラも十分に支えられる。
いずれの三脚も、流し撮りには欠かせないレベリング機能を搭載。三脚の脚を1本ずつ微調整するという面倒な作業を必要とせず、手元で素早く雲台の水平が取れるのだ。さらにLO-324Cはセンターポールそのものにレベリング機能が備わる「レベリングセンターポール」を搭載しているのが特徴。センターポールだけを傾けることができるため、レンズの先端を展望デッキなどのフェンスに近づけられ、ワイヤーの映り込みを防げる。


そして今回は、メインで使用したキヤノンのRF70-200mm F2.8 L IS USMレンズ専用に設計された「CFC-02 リングレンズフット」も使用。純正の三脚座に代えて取り付けるもので、純正品がネジ1つで固定する形なのに対し、CFC-02は雲台にそのままスライドしてセットできるため、撮影中にズレる心配がない。ちなみにLeofotoでは、さまざまなメーカーのレンズに対し専用のレンズフットを用意している。

CANON EOS R6 RF15-35mm F2.8 L IS USM 30sec F22 ISO100 10 枚を比較明合成 LO-324C+BV-10使用
機体を追う動きに集中できるのが、BV-10の最大の魅力
これらの装備とともに、向かった先は羽田空港。実質的に“夜撮初心者”である筆者が、BV-10でどれほど可能性を広げられるのか、試してみた。まず挑んだのは、夜撮における最大の醍醐味ともいえる、流し撮り。これまで手持ちでの筆者の“常用”(連写していれば、1機につき必ず1枚はブレていない写真が撮れる)シャッタースピードは1/30秒程度だったが、ここでは1/8秒まで下げても問題がなく、さらに攻めた1/6秒でも、そこそこの打率となった。1/30と比べて1段分の露出アップ。夜の1段の価値の高さは、言うまでもないだろう。

CANON EOS R5 RF70-200mm F2.8 L IS USM 0.5sec F2.8 ISO640 1.6倍クロップ LO-324C+BV-10使用
またシャッタースピードを稼げることだけが、BV-10の魅力ではない。手持ちでは「機体を追いかけて」「ブレないようにカメラをしっかり支えて」「フレーミングも考えて」と意識することが多いが、BV-10を使えばカメラは雲台が支えてくれるほか、事前にレンズのズームを調整し、雲台の軌道をイメージしておけば、フレーミングもほぼ完成する。いざ機体がやってきたら、BV-10の持ち手(パンハンドル)を動かして機体を追いかける動作だけに集中すれば良いという点は、夜撮において大きな武器だ。
筆者もBV-10により撮影中の余裕が生まれたことで、次から次へと新たな作品のアイディアが浮かぶように。楽しさのあまり、真冬の寒さもものともせず、気がついたら展望デッキが閉まる時間まで撮影していた。次は自分のLeofoto三脚とBV-10を手に、また新たな絵作りに挑みたい。

CANON EOS R5 RF70-200mm F2.8 L IS USM 1/50 F2.8 ISO6400 1.6 倍クロップ LS-324CEX+BV-10使用

LO-324C+BV-10Mr.Oシリーズ
【希望小売価格】116,930円(税込)
【伸長】
1,728mm(センターポール含む)
1,428mm(センターポール含まず)
【最低高】198mm
【収納高】613mm
【段数】4
【最大脚径】32mm
【耐荷重】15kg(三脚)/5kg(雲台)
【重量】2,350g

LS-324CEX+BV-10レンジャーシリーズ
【希望小売価格】123,200円(税込)
【伸長】1,611mm
【最低高】191mm
【収納高】651mm
【段数】4
【最大脚径】32mm
【耐荷重】15kg(三脚)/5kg(雲台)
【重量】2,370g

CFC-02 リングレンズフット
【希望小売価格】23,760円(税込)
【対応レンズ】
CANON RF70-200mm F2.8 L IS USM
【重量】140g
CP+2025の会場で、Leofoto製品を実際に試そう!
【日時】
2025年2月27日(木)~3月2日(日) 10:00~18:00
※2月27日(木)の10:00~12:00はプレス・ VIP 招待者専用
※3月2日(日)は17:00まで
【会場】
パシフィコ横浜 ブース番号 06
※入場には無料の事前登録が必要
航空写真家 ルーク・オザワ氏&岡本 豊氏も登場!
【ルーク・オザワ氏 サイン会】
2月28日(金)15:30~16:00
【岡本 豊氏 トークショー】
3月1日(土)16:00~16:30
関連リンク