1月27日の就航初日、関西国際空港のランプエリアで撮影した大韓航空のA350-900(HL8598)。
A350の顔つきで特徴的なコクピット窓を囲むブラックの処理と、大韓航空カラーのコンビネーションが新鮮。
1-2-1のスタッガード配列でレイアウトされるプレステージクラスは28席。アシアナ航空向けの製造機とはいえ、787-10の「プレステージスイート2.0」との共通性を感じさせるシートカラーに大韓航空機としてのオリジナリティがある。
ビジネスクラスでいただいたブランチメニュー「韓国風牛肉のプルゴギにご飯と野菜を添えて」。洋食のシーフードメニューも用意されていた。たった2時間ほどの飛行時間でも、しっかり大韓航空らしいフライト・クオリティを提供する。
こちらは283席を装備するエコノミークラスで、先にデビューした787-10と共通のシート。アブレストも3-3-3で共通だが、より広大なキャビン幅を有するA350だけに開放感は高い。もちろん各席に電源や充電用のUSBも完備。
A350の機窓から見た仁川国際空港。記念すべき初投入路線は高需要の仁川=関西線。たった2時間ほどの同路線で、この新鋭機材のポテンシャルを味わえるのだから贅沢だ。