快適さは“一段上”。ANAプレミアムエコノミーでストックホルムから羽田へ
現在発売中の『航空旅行 2025 SUMMER』では、ストックホルムから羽田まで、ANAのプレミアムエコノミーで体験した快適なサービスや座席の使用感、機内食、過ごし方まで、リアルな搭乗ルポとしてお届けしています。ANAのプレミアムエコノミーは、ひとつ上の快適さを求める旅行者にぴったりのクラス。今回はエコノミークラスとの違いに注目してみましょう。

エコノミークラスとの違いは何か?
まず、ANAのプレミアムエコノミーがエコノミークラスと明らかに違うのはシートです。ストックホルム線に投入されているボーイング787-8の場合、座席が大型で、ふくらはぎを支えるレッグレストを装備。リクライニング角度も深く、座席幅も約49cmと広めです(エコノミークラスは約43.7cm)。さらにシートピッチも約97cmと、こちらもエコノミークラスより13cm広いので、足も余裕で組めます。日本とヨーロッパを結ぶ直行便は13時間以上のフライトになりますが、この差は大きいです。
また、プレミアムエコノミーはアメニティも充実しています。エコノミークラスでは提供されないスリッパや歯ブラシ、アイマスクなどがもらえるのは、長時間のフライトではありがたいポイント。個人用モニターで機内エンターテインメントを楽しむためのヘッドホンもビジネスクラスと同様のノイズキャンセリングタイプが提供されます。
機内食自体はエコノミークラスと同じメニューですが、プレミアムエコノミーではビジネスクラスで提供されているシャンパンやワインなどのアルコール類や、カップ麺などの軽食も楽しむこともできます。
さらに大きな違いは、空港での扱いです。ANAのプレミアムエコノミー利用者は、チェックイン時に専用カウンターが利用でき、優先手荷物タグが付くため到着後の受け取りもスムーズ。そして何より嬉しいのが、ラウンジが利用できることです。日本やホノルルでは「ANA LOUNGE」、海外空港でもほとんどの空港で提携するラウンジが用意されています。ストックホルムのアーランダ空港では、搭乗口にも近い「60°LOUNGE」が利用できました。搭乗前の時間を落ち着いた空間で過ごせるのは、エコノミークラスとの大きな違いです。
こうした一つひとつの差が、フライト全体の質を高めてくれます。ANAのプレミアムエコノミーは、「少し贅沢したい」「快適に移動したい」そんな思いに応えてくれる選択肢です。
現在、発売中の『航空旅行 2025 SUMMER(vol.51)』では、このプレミアムエコノミーのフライトを擬似体験できる誌面を作りましたので、プレミアムエコノミーの利用を検討している方はもちろん、旅気分を味わいたい方にもおすすめです。ぜひ、ご覧ください。


Photo:Yoshiya Honjo

Photo:Yoshiya Honjo


Photo:Yoshiya Honjo

発売中!『航空旅行 vol.51 2025 SUMMER』
特集「ANAが描く新たな欧州航路」

欧州路線が続々と拡充されたANA。2024年末から2025年にかけて開設されたストックホルム、イスタンブール、ミラノの新3路線を軸に、ANAが描く新たな空の地図を紹介します。これからANAの利用を検討している方には実用的で役にたつビジネス・プレエコ・エコノミークラスの搭乗取材や各都市の魅力を多角的にレポート。また、ANA以外の欧州航路を運航するエアラインについてもそれぞれの特徴を紹介します。
このほかに、エアバスA350-1000の導入により退役フェーズに入ったJALのボーイング777-300ERの歴史やキャビンの振り返り記事や、ボーイング767による貴重な長距離路線であるデルタ航空のハワイ線のレポートも掲載します。
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