旅の予算で無視できない燃油サーチャージ（2024年12月~2025年1月）

　JALとANAは、12月1日から来年1月31日までの発券分国際線航空券に適用する燃油サーチャージを発表しています。
　JALの燃油サーチャージは直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき決定しますが、今回の基準となる2024年8月から9月のシンガポールケロシン市況価格の2か月平均は1バレルあたり88.69米ドルで、これに同期間の為替平均1米ドル144.88円を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は12,849円となり、適用される燃油特別付加運賃は同社のホームページで公開されている条件表のZone G（12,000円基準）の金額になります。ANAも改定時点における直近2ケ月のシンガポールケロシン市場価格の平均価格に、同期間の為替レート平均を掛け合わせた価格を適用しています。結果、ANAもJALと同様、欧米線は1区間あたり25,000円に値下がりしています。
　海外旅行の需要が高まる年末年始に、これは朗報ですね。