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祝!就航15周年、知って得するフジドリームエアラインズのサービス

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国内線普通席ではFDAだけ、紙の新聞をサービス

 機内エンターテインメントは、就航地の新聞(静岡新聞、信濃毎日新聞、新潟新聞、中部経済新聞、山形新聞、山陰中央新報、北海道新聞、河北新報、高知新聞)が用意されています。最近はニュースを得るのも何もかも、スマホばかりという人も多いかと思うのですが、FDAの機内ではデジタルデトックスで、久しぶりに新聞を開いてみるのもいいと思います。
 またオリジナルの機内誌もあります。タイトルは「DREAM3776」といい、季刊で就航地のグルメや観光スポットを紹介しています。なお、7月から9月まで提供される「2024年夏号」では、夏の北海道を特集しています。

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オリジナルの機内誌「DREAM3776」はシートポケットにセットされています。3776とは、富士山の標高(3776m)です。
Photo:Atsushi Yoshioka

預け手荷物、静岡空港の無料アクセスバスなどそのほかのサービス

 預け手荷物は、50cm×60cm×120cm以内の荷物を、個数制限なく20㎏まで無料です。それ以上預ける場合は、1個あたり32㎏までの荷物を計100㎏まで、1㎏あたり600円の超過料金を支払うことで受け付けています。機内には3辺の合計が100cm(45cm×35cm×20cm)以内の手荷物を一人1個、最大10㎏まで持ち込めます。
 またFDAでは、搭乗者を対象に静岡空港から新幹線が接続する掛川駅まで無料のアクセスバスも運行しています。バスの乗車に予約は不要で、旅程表(予約確認書)か搭乗券を見せることで利用できます。
 そのほか、静岡・松本〜札幌(丘珠/新千歳)線と高知・出雲〜名古屋(小牧/中部)線が対象になりますが、「マルチエアポート」というサービスがあります。これはたとえば札幌線の場合、静岡〜丘珠で往復を予約していたとしても、予約変更可能な航空券であれば新千歳と丘珠を仮想的に一つの空港とみなして、片道は静岡〜新千歳に変更してもいいというルールです。変更回数に制限はないので、現地での予定が確定していない時などは便利だと思います。

片道6000円から、「15周年記念フェア」を開催

 最後は、片道6000円(運賃種別「Dreamプライス」)で航空券が買える「15周年記念フェア」についてです。
 このフェアは24路線が対象で、かなり安いのですが、販売期間は7月16日(火)の午前10時から、7月19日(金)の23時59分の4日間限定です。搭乗できる期間は8月18日(日)から10月26日(土)までになります。それぞれの路線の運賃は、FDAのホームページで確認していただくのが確実ですが、最安の片道6,000円は名古屋(中部)〜出雲・高知線、松本〜神戸線が対象のようです。FDAにまだ乗ったことがないのであれば、このフェアをきっかけにするのもいいかもしれませんね。
 また就航記念日となる7月23日に、開業当初から運航している静岡〜鹿児島線のJH133便とJH134便の搭乗者には、15周年を記念したノベルティ(ボールペン等)を、そのほかの便ではポストカードがプレゼントされます。
 9月ごろからは、世界的なファッションデザイナーであるコシノジュンコさんが手かげた客室乗務員の新制服着用も始まります。これからもどのような進化を見せてくれるのか、楽しみです。

koshinojunko
就航15周年を記念し、客室乗務員の制服が約11年ぶりにリニューアルされます。新制服のデザインを担当したのは世界的デザイナーのコシノジュンコさん(写真)で、9月ごろからの着用を予定しています。
Photo:FDA
静岡に本社を置き、名古屋・小牧空港も拠点としながら、北は札幌、南は鹿児島まで幅広いネットワークを構築しているのがフジドリームエアラインズ(FDA)です。 7月23日に就航15周年を迎え、明後日16日の10時からは片道最安6000円のセールも開始します。 この記事でサービスを予習し、実際に乗ってみるというのはいかがでしょうか?

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