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スクート、新たに導入するE190-E2で東南アジア6都市へ就航
スクートは、5月7日にE190-E2の運航をシンガポール=クラビ線で開始。サムイ島とシブへも新規就航する。
文:本誌編集部
スクートは、新たに導入するエンブラエル190-E2による東南アジア6都市への就航を発表した。タイ(ハートヤイ、クラビ)やマレーシア(クアンタン、ミリ)の既存の就航地に加え、タイのサムイ島とマレーシアのシブへの運航を開始する。
E190-E2は、シンガポールにおいて2023年11月にシンガポール民間航空局(CAAS)から型式証明を取得。スクートへは全9機を納入予定で、4月に最初の1機が引き渡され、同年5月に運航を開始する予定だ。これによりシンガポール航空グループによる東南アジア全域の地方都市へのアクセスが向上。ネットワークの拡充により、シンガポールを経由してより利便性の高いサービスの提供が期待される。
初号機は5月7日から、現在はA320で運航されているクラビとハートヤイへの既存便を引き継ぎ、両都市への就航が週7便から10便に増便される。2機目のE2機も、4月に引き渡される予定で、これにより新規就航地であるサムイ島、シブを含めた4都市への運航が可能となる。サムイ島へのデイリー運航は5月13日から開始され、同年6月上旬から順次1日2便に増便する予定だ。シブへは6月5日より週3便で運航を開始する。サムイ島とシブへの就航により、スクートの就航都市は69都市となる。
また、ミリとクアンタンへの便数をそれぞれ5月20日と6月3日より、既存の週3便から週4便に増便。6月までにマレーシアへ週103便と、タイへ週92便の運航を予定している。