ニュース

ANA、ふるさと納税で空港見学ツアーなど特別返礼品を拡充

ANAあきんどは、ふるさと納税でANAグループならではの情報発信や特別返礼品の取り扱いを拡充。社員が企画した空港見学ツアーや地域連携プログラムを通じ、航空の魅力と地域の活性化を結びつける。

文:本誌編集部
X Facebook LINE

 ANAあきんど株式会社は、「ANAのふるさと納税」において、ANAグループ社員の専門性と地域への想いを形にしたANAグループならではの情報発信や特別返礼品の取り扱いを拡充する。

ANAグループの空港会社が企画「ANAグループ 空港グランドハンドリングツアー」

 ANAグループでは、航空機運航の地上支援を行うグランドハンドリング(グラハン)に焦点を当てた特別ツアーを企画。「多くの方にANAの飛行機とグラハン業務の魅力を知ってもらい、地域の活性化に貢献したい」という社員の想いから実現した。

 普段は立ち入ることのできないANAの飛行機が駐機するエプロンエリアで、地上スタッフの仕事を間近に見学できる内容となっている。関西国際空港でのツアーを大阪府泉佐野市、佐賀空港でのツアーを佐賀県および佐賀市のふるさと納税返礼品として申し込み受付を開始した。

 今回実施されるツアーは以下の通り。11月30日実施の「関西空港プレミアムツアー」(募集2名)では、実際に就航する飛行機を特別車両で誘導体験できるプッシュバック同乗など、貴重な体験が楽しめる。

 12月6日実施の「関西空港ワクワクツアー」(募集10名)では、普段は立ち入ることのできない空港のエリアで、大型車両や飛行機の運航機能を間近に見学できる。

 さらに、2月7日実施の「佐賀空港グラハンツアー」(募集12名)では、空港の仕事を間近に観察し、出発する飛行機の見送りや車両・シミュレーター体験を楽しむことができる。

ANAふるさと BLUE Ambassador地域魅力発見プログラム

 ANAグループ内の兼業制度を活用し、公募で選ばれた空港社員を「ANAふるさと BLUE Ambassador」に任命。地域に住む社員ならではの視点で地域の魅力を発見し、「ANAのふるさと納税」で特別返礼品の企画や情報発信を行う。

 第1弾として、10月29日の「ANAにキュンの日」には、ANA中部空港の社員が選んだ特産品を詰め合わせた「おすすめ産品詰め合わせBOX」を愛知県常滑市の特別返礼品として取り扱う。古式伝承製法の地酒、常滑焼のぐい吞み、えびせん、ANAふるさとブック、オリジナルステッカーなどが含まれる。ANAふるさと納税サイト内では、ANA中部空港の社員投票で選ばれた返礼品を紹介する特集ページ「中部空港編 ANAグループ社員がおすすめする返礼品特集」を公開する。今後は松山、伊丹空港でも順次展開予定だ。

ANA国際線エコノミークラス機内食が返礼品に登場

 国際線エコノミークラスで提供されている機内食を「ANAのふるさと納税」の返礼品として2025年秋以降に取り扱い開始予定。ラインナップは決定次第公式サイトでお知らせされる。ANAオリジナルビーフコンソメスープを使用した「とびっきりカレー」など、こだわりの商品も追加予定だ。

 詳細はANAのふるさと納税公式サイトに記載されている。

関連キーワードもチェック!

関連リンク