おすすめの場所、羽田空港第2ターミナル国際線施設の魅力
2020年の開業直後、コロナ禍でわずか13日間で閉鎖された羽田空港第2ターミナルの国際線施設。
2023年7月の再稼働から2年が経ち、現在ではANAの欧州路線をはじめ多くの国際線が発着する主要拠点へと成長しました。
広々とした出発ロビーや効率的な動線、近未来的で開放的な空間など、利便性と快適性を兼ね備えたターミナルの魅力をご紹介します。

再び賑わう、ANAの国際線拠点
羽田空港第2ターミナルの国際線施設は、いま完全にその活気を取り戻し、ANA便で世界へ旅立つ多くの利用客で賑わう拠点へと成長しています。
出発ロビーにはチェックインカウンターや自動手荷物預け機が整然と並び、動線もスムーズに設計されています。ランプを一望できる大きなガラス窓や高い天井が生み出す開放感は、このターミナルならではの高揚感を与えてくれます。
再開当初は営業していなかったカフェや大型書店も現在はオープンしており、出発前にくつろげる場所が増えました。編集部では、羽田を訪れる際には少し早めに到着して、『航空旅行』の売れ行きをチェックしつつ(笑)、ここでお茶を楽しむのが定番になっています。
搭乗時も、保安検査場や出国審査が出発ロビーから一直線に配置されているため、初めてでも迷わずスムーズに進めます。
出国後エリアはコンパクトながら飲食店や免税店が集約され、短時間でも効率よく利用できます。羽田空港第2ターミナル国際線施設は、再開から2年を経て「利便性と快適さを兼ね備えた国際線拠点」として定着し、今後のさらなる発展が期待されます。
現在発売中の『航空旅行 2025 SUMMER(vol.51)』では、ここからストックホルム、イスタンブール、ミラノの新規就航3都市へのフライトを体験しました。ストックホルムとミラノ線は深夜発、イスタンブール線は朝発で、それぞれまったく異なる空港の表情が楽しめます。そんな雰囲気も含めて誌面でお楽しみいただければ幸いです。




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特集「ANAが描く新たな欧州航路」

欧州路線が続々と拡充されたANA。2024年末から2025年にかけて開設されたストックホルム、イスタンブール、ミラノの新3路線を軸に、ANAが描く新たな空の地図を紹介します。これからANAの利用を検討している方には実用的で役にたつビジネス・プレエコ・エコノミークラスの搭乗取材や各都市の魅力を多角的にレポート。また、ANA以外の欧州航路を運航するエアラインについてもそれぞれの特徴を紹介します。
このほかに、エアバスA350-1000の導入により退役フェーズに入ったJALのボーイング777-300ERの歴史やキャビンの振り返り記事や、ボーイング767による貴重な長距離路線であるデルタ航空のハワイ線のレポートも掲載します。
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