ニュース
スターラックス航空、アメリカン航空との連携を発表
両社は来年1月に新規開設する台北=フェニックス線とあわせ、アジアと北米を結ぶ路線網の拡大を進めている。
文:本誌編集部

台湾のスターラックス航空は8月15日、米大手のアメリカン航空とインターライン提携を結んだと発表した。7月末には公表した台北(桃園)―フェニックス線の新規開設に続く動きで、アジアと北米を結ぶ路線網の拡大を狙う。
今回の提携により、両社の利用者は単一の航空券で両社便を組み合わせた旅程を予約や受託手荷物のスルーチェックインが可能となる。スターラックス便で米国に到着後、アメリカン航空の国内路線を通じてニューヨーク、ボストン、シカゴ、ダラスなど主要都市への移動がスムーズになる。
スターラックス航空の翟健華CEOは「アメリカン航空との提携で米国市場への展開が大きく広がり、お客様により多くの選択肢を提供できる」とコメント。また、アメリカン航空のアンモル・バルガヴァ上級副社長も、「台北から北米250都市以上への接続が容易になり、台北への旅行需要拡大につながる」とプレスリリースのなかでコメントしている。
スターラックス航空とアメリカン航空の提携による一本化された旅程は、8月15日から各旅行会社にて販売を開始している。