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エールフランス-KLMとカンタス航空、提携を拡大。羽田を新たな乗り継ぎ拠点に
コードシェア提携を拡充し、ヨーロッパ=オーストラリア間において新たに羽田を経由したAF便名での移動が可能に。またマイレージ提携も強化する。

エールフランス-KLMとカンタス航空は7月10日、従来の提携関係をさらに拡大することを発表。ヨーロッパ=オーストラリア間におけるコードシェアを強化し、マイレージプログラムの特典を拡充する。
コードシェアについては、カンタス航空が運航する仏・パリ=シャルル・ド・ゴール空港=豪・パース空港間の直行便にエールフランスのAF便名を付与。カンタス航空は現在、パース発着で3つのオーストラリア=ヨーロッパ間直行便(パリ線のほか、ロンドン線、ローマ線)を運航しているが、これらの路線でコードシェアを実施するのは初めてで、エールフランス航空はオーストラリア=ヨーロッパ間でコードシェア直行便を提供する唯一の航空会社となる。従来の乗り継ぎでの移動と比較し、所要時間は約3時間ほど短縮される。
オーストラリア=ヨーロッパ間のネットワーク拡大については、他にもアジアで乗り継ぐ旅程を強化する。これまでのシンガポールと香港に加え、新たに羽田空港を乗り継ぎ地点に設定。カンタス航空が運航する羽田=シドニー線でコードシェアを実施し、ブリスベン、メルボルン、ダーウィン、パースなどへのカンタス航空の接続便にもシームレスに乗り継げるようになる。
さらに、エールフランス-KLMのマイレージプログラム「フライング・ブルー」においても、カンタス航空との提携を強化。これまでもカンタス航空の運航便でマイルの積算・利用が可能であったが、新たにカンタス航空のファーストクラス特典でもマイルが利用できるようになるほか、「Ultimate」ステータス会員はカンタス航空のファーストクラスラウンジが利用できるようになる。
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