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AIRDO、北海道の「航空貨物輸送網強化事業」を受託。利用促進に向けてセミナーやキャンペーン
文:本誌編集部

AIRDOは、北海道が公募していた「航空貨物輸送網強化事業」を受託。航空貨物の利用を促進するため、道内でセミナーを、道外ではキャンペーンを開催する。
「航空貨物輸送網強化事業」は、航空ネットワークの維持・拡充のほか、輸送手段の転換(モーダルシフト)推進による「物流の2024年問題」への対応のため、航空貨物輸送の利用を促進したり、認知を向上にさせたりする取り組み。道産品の産地直送空輸サービス「道産空輸AIRDOダイレクト便」を取り扱うAIRDOが、全体の統括・企画・運営などを担当。同サービスにおける連携先であるオイシックス・ラ・大地の子会社、アグリゲートとの協業の下で実施する。
北海道内でのセミナーは、7月から10月にかけて実施。7月は釧路、網走、函館、旭川の4都市で開催され、オンライン視聴も可能だ。講師はアグリゲート代表取締役CEO兼バイヤーの左今克憲氏が務め、道外への販路拡大を目指す生産者と、道産品の調達を希望するバイヤー間での取引機会の創出を目指す。
また道外では「航空貨物PRキャンペーン」を実施し、道外の消費者に対し道産品の魅力を発信するほか、地上輸送と比べて輸送時間が短縮できることによる品質保持や付加価値向上といった航空貨物輸送の優位性をアピールする。
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