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懐かしい伊丹の“パタパタ”。大阪空港ホテルで展示

大阪・関西万博の特別デザインなども施され、過去と未来が融合された案内板になっている。

文:本誌編集部
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反転フラップ式案内表示機の展示

 関西エアポート株式会社は4月7日より、大阪国際空港(伊丹空港)ターミナル内にある大阪空港ホテルのロビーに、伊丹空港で実際に使用されていた「反転フラップ式案内表示機」の展示をすることを発表した。11時から14時の間は宿泊者以外も見学可能としている(希望者はフロントで相談)。

 反転フラップ式案内表示機とは、「ソラリー式表示機」や「パタパタ表示機」などとも呼ばれる、行き先や運航情報を表示する案内板だ。伊丹空港では、2018年4月のリニューアルオープンを機に、それまで到着ロビーで使われていた“パタパタ”の案内板が撤去され、現在はデジタル化されている。

 この再利用について、関西エアポートグループでアイデアを出し合った結果、空港内ホテルへの展示が実現。実際に空港で使用されていたもので、パタパタと動き、航空会社のロゴが当時の姿のまま表示される。

 また、2025年大阪・関西万博(日本国際博覧会)の開幕を記念した特別デザインも施されており、過去と未来が融合された案内板になっている。また、空港にあるホテルならではの取り組みとして、航空機の窓の廃材を使ったルームキーやフロントでの模型展示などを行なっており、国内外からの訪問客を出迎える。

大阪・関西万博の特別デザインなども施され、過去と未来が融合された案内板になっている。

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