JAL、羽田＝ロンドン線でA350-1000運航開始。欧州へ初導入！

　JALは10月24日、羽田＝ロンドン線でエアバスA350-1000の運航を開始した。同社のA350-1000はニューヨーク線、ダラス・フォートワース線に続く3路線目で、エアバスの本拠地がある欧州路線への就航は初めてだ。

　1日2往復を運航している羽田＝ロンドン線のうち、JL43便、JL44便でボーイング777-300ERと併用。曜日による使い分けではなく隔日運航となる。2025年3月までの具体的な運航機はJALのWebサイトで案内されている。

●運航スケジュール
JL043便：羽田（09時50分）発→ロンドン（15時15分）着
JL044便：ロンドン（18時30分）発→羽田（翌日17時20分）着

　初便では記念品の配布やクッキーの提供が行なわれたほか、ファーストクラスラウンジではロンドン線にちなんだメニューも提供。フィッシュ＆チップスやイングリッシュスコーンといったイギリス定番メニューのほか、BREWDOGビールや、007のジェームズ・ボンドにちなむマティーニを提供。

　また、ティレルポテトチップスをファーストラウンジに加え、サクララウンジでも提供する（いずれも就航日から提供し、なくなり次第終了）。

　初便は10月3日に日本に到着したばかりの6号機「JA06WJ」を充当。運航乗務員3名、客室乗務員14名の体制が運航された。

　搭乗客は200名（幼児含む）。定刻を10分ほど過ぎた9時55分にブロックアウトし、ランプに集まった多くのJALグループスタッフに見送られながらロンドンへの初フライトへ向かった。