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成田空港第8貨物ビル、10月21日に供用を開始。Phoxterの自動搬送車導入

航空物流の省人化、効率化、安全性の向上が進む。

文:本誌編集部
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Phoxter製の「自動搬送車(AGV)」

 株式会社Phoxterは、成田国際空港株式会社(NAA)が新設し、ANAグループが使用する予定の成田空港第8貨物ビルに、60台の自動搬送車(AGV)を導入する。

 第8貨物ビルは現在の第7貨物ビルの北側エリアに新設されるもので、10月21日に供用を開始予定。ANAグループでは、成田空港内の各所に分散している貨物上屋機能を、この第8貨物ビルに順次集約していく方針だ。移転は段階的に行なわれ、10月21日から順次輸出上屋の機能を第8貨物ビルに移転。11月1日に輸入上屋の供用も始まる。

 ANAは、成田空港第8貨物ビルにAGVを導入。航空物流においても人員確保が課題の中で省人・省力化、現場作業員の安全性の向上、貨物取扱量の変動に応じた柔軟な対応、面積保管効率の向上の効果を期待している。ANAとPhoxterは、今後も継続的に運用改善の検討を進めていくとしている。

第8貨物ビルのイメージ(Image:NAA/ANA)
航空物流の省人化、効率化、安全性の向上が進む。

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