連載
2009年より休止、空港再開を望む声も 礼文空港(供用休止中)
【連載】ニッポンの空港
文:村田尚之
国内最北端の空港
日本最北端の空港として、また長きにわたる供用休止中の空港として知られる礼文空港。開港は1978年で、日本近距離航空(後のANK)による稚内線が就航していたが、利用者の減少により2003年に路線が廃止された。その後も空港としての運用は続いたが、2009年に供用休止となり、現在まで定期便の運航はない。定期便の再就航を望む声もあるが、今のところ就航を希望する航空会社は現れておらず、再開の目処は立っていない。
礼文空港 DATARBJ/RJCR
標高:27.3m
面積:11ha
運用時間:休止中
滑走路:RWY14/32(800×25m)
所在地:北海道礼文郡礼文町
供用開始日:1978年6月1日
種別:地方管理空港
設置管理者:北海道
※ この記事は月刊エアライン2022年5月号特集「ニッポンの空港」を抜粋・再編集したものです。
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