連載
スパム缶を買うために日帰りで沖縄へ行ったら、朝帰りになった話
月刊エアライン編集部の日々のヒコーキ活動をユル〜く紹介する連載「ある日のヒコ活」。先日、スパムを買うために飛行機で沖縄に行ってきました。日帰りのちょっとした遠足となるはずが、まさかの事態で長くなった1日を振り返ります。
我が家のソウルフードでもあるスパム缶
「スパム缶を買うために日帰りで沖縄」、そして「朝帰り」…。「タイトルからいきなり情報量が多すぎ!」って感じですよね。ちょっと説明します。
筆者も実家もスパムが大好きなんですが、最近は値段が上がり、東京の近所のスーパーでは340g入りが1缶750円ほどと、お財布に痛い値段になってしまっているのです。しかしスパムが県民のソウルフードである沖縄なら、めちゃくちゃ安い! というわけで、沖縄に行くと必ずお土産に大量のスパム缶を買ってくるのが我が家では定番となっています。
でも、気がつけば1年くらい誰も沖縄に行けておらず、昨年末にはついに自宅も実家もストックが底をつくという緊急事態に。「早く沖縄に行ってスパムを買ってきて〜」と実家からしつこく催促されること半年。梅雨明けで天気が良さそうなので、ヒコーキ撮影も兼ねて沖縄行きのチケットを購入したのでした。
2つ目の「朝帰り」は…また後半のお楽しみということで。
いつも通りな往路のフライトを終え、那覇空港に到着!
そして迎えた当日の朝。望遠レンズと、久しぶりのスパムにワクワクする気持ちをカメラバッグに詰めて、いざ羽田空港へ。今回はJALで往復し、往路は羽田を8時40分に出発するJAL907便を利用しました。さすがは土曜日の午前中の沖縄行き。家族連れの姿が多く、事前改札だけでも50人くらいが乗ったのではないかというほど。往路は普通席に良い席がなかったので、クラスJにしました。
ほぼ定刻通り羽田空港を出発した907便は、順調に那覇へ向けてフライト。しかし、筆者の「スパム缶購入ミッション」はこの機内ですでに始まっていました。沖縄のスパム缶は安いとはいえ、定価では550円ほどとそこまでお得感はありません。だからこそ、狙いたいのはスパム缶が特売品となっているスーパー。機内ではひたすら沖縄のスーパーのチラシを見て、特売している店舗を探します。ちなみに特売だと1缶320円ほどで、これが筆者が知る限りでは最安値。もっと安いところを知っている方がいたら、ぜひ教えてください!
那覇に到着! まずは展望デッキから少しスポッティング
那覇空港に到着後、まずはちょっとだけスポッティング。まだ個人的に綺麗に撮影できていない大韓航空のA220がちょうど到着するところだったので、国際線ターミナルへ。チャイナ エアラインや香港エクスプレス、香港航空などが駐機し、さらに他の時間帯にはタイ・エアアジアやスターラックス、エバー航空、タイガーエア台湾、ジンエアーなど多様なエアラインが飛来していた那覇の国際線。ターミナル内も活気にあふれていました。
無事に大韓航空のA220が撮影できたところで、ランチタイム。今回は、国内線到着ロビーにある「コンビニシャロン」でお弁当を買うことに。ここのお弁当、種類が豊富でどれもコスパ最強なんです。国内線展望デッキに上がって、スクランブル発進するF-15戦闘機の爆音を浴びながら、美味しくいただきました。
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ランチを食べた後は、いよいよメインミッションへ
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