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別日に撮影したAJet塗装のA321neo。今回こそ搭乗は叶いませんでしたが、同社はこのA321neoやA320neoのほか、737 MAXといった最新鋭の機材を続々と導入しています。
アナドルジェット時代の塗装では機体に「A TRADEMARK OF TURKISH AIRLINES(ターキッシュ エアラインズのトレードマーク)」とあり、ターキッシュ エアラインズの便名で運航していましたが、AJetになってからは自社便名での運航となっています。
サビハ・ギョクチェン空港はイスタンブールで2番目に大きい空港で、トルコのLCC、ペガサス航空の本拠地。ターミナルはコンパクトながら、滑走路2本と広大な駐機エリアを持ち、MRO企業などの拠点もあります。
ターミナル内の様子。中央部は吹き抜けになっていて、明るく広々とした空間です。
保安検査通過後は、両側に免税店が並ぶエリアへ。人で溢れかえっていて、フードコートで座る場所を探すのもひと苦労。
最後に少しでもトルコっぽいメニューを食べるべく、比較的値段が良心的だったドネルケバブのチェーン店「Usta Dönerci」へ。これでも1,700円ほど。街中で外食した時の相場は日本とさほど変わらなかったトルコだけに、余計に高く感じます。ちなみに右上のドリンクはヨーグルトに塩と水を混ぜた「アイラン」。トルコ滞在中にちょこちょこ見かけたので、ここにきて初めて飲んでみたのですが…冷やして飲むと美味しそうな感じでした(残念ながらこのときは常温)。
必要なマーキング以外の塗装が皆無に等しい、文字通り真っ白な機体が待っていました。
真っ白な機体における、レジ以外では唯一と言っていいマーキング。小さいながらもBBNエアラインズのロゴはしっかり入っています。搭乗機は2007年にインドのキングフィッシャー航空が導入し、ギリシャのエーゲ航空を経て2023年にBBNエアラインズへやってきた、登録記号TC-GPDでした。
機齢17年ながら、スッキリとしてモダンな頭上のライト類。一方のシートはBBNエアラインズにやってきた際に搭載されたものと思われ、特色どころかヘッドレストカバーすらない座席でした。
シートポケットにはAJetの機内サービスメニュー「AJet Café」(LCCなのですべて有料)のほか、BBNエアラインズの安全のしおりが。機材ごとに仕様が違うのか、TC-GPC、TC-GPD、TC-GPEの3機専用のものみたいです。
待っている間は「AJet Café」メニューを眺めていたのですが、ドリンクもついたセットは日本円で“たったの”3,000円ほど。すごくオトクだから頼もうと思ったのに〜降ろされちゃったから残念です(笑)。
やってきたのはカンボジアのスカイアンコール航空が所有するA320。奇抜な塗装はブラジルのITAことItapemirim Transportes Aéreos(2022年に運航停止)のもので、タイトルのみスカイアンコール航空仕様というハイブリッド機です。カンボジアのエアラインがなぜここに? という感じですが、どうやら現在はエジプトのナイル・エアにリースされているようでした。
定刻から3時間遅れという表示の出発案内。アムステルダムの運河の写真を映すのはいいけど…早くそこへ連れて行ってくれ〜
「AJet」塗装はまだまだ少ないため旧塗装であるものの、一見すると自社保有機材に見えますが…。
ドア横に、今度は「Operated by Smartlynx」の文字がありました。騙された〜
先ほどのTC-GPDと製造年は1年しか違わないのですが、YL-LDQは座席番号が読書灯と一緒になっている旧タイプでした。
シートポケットには先ほどと同じ「AJet Café」のメニューと、今度はスマートリンクスの安全のしおり。
貨物ターミナルには、リビアのアフリキア航空カーゴのA300-600Fが。でも、ラダーがありませんでした。2020年からもう4年もここで保管されているようです。奥の垂直尾翼が外されたA320は、同じリビアのラヒラ・エア(Rahila Air:2018年就航、2019年運航停止)の登録記号5A-WAT。こちらは5年もサビハ・ギョクチェンに住み着いていて、居心地が良すぎるのかドアも全開にしてくつろいじゃっていますね。
RWY06Lから離陸した機体は、ターミナルを横目に上昇。フライトの3時間ほど前から空港にいたので、到着してから6時間、結局1日中サビハ・ギョクチェンにいました。間違っても戻って来んなよ〜
空港近くの住宅街を横目に、RWY27に着陸しました。時刻は20時少し前。さすがは夏のヨーロッパ、やっと日が沈み始める時間帯です。
KLM機が並ぶ中に、ちょこんと1機だけ紛れ込んだ搭乗機。ここからさらに入国待ちで20分ほど、荷物が出てくるまでに15分と、移動も含めて外に出るまで40〜50分かかりました。
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トルコのAJet搭乗“前”ルポ。サビハ・ギョクチェン空港で過ごした1日