連載
24室という異次元のコラボ規模!「JAL×ヴィラフォンテーヌ」コラボルームの取材インプレッション
【連載】月刊エアライン制作余話
月刊エアラインを毎月刊行するにあたっては、当然ですが、取材、誌面制作、情報収集、打ち合わせなど、さまざまなことが行なわれています。そんな誌面作りで起こった印象的なエピソードを不定期にお伝えします。
1月26日から宿泊がスタートしている、ヴィラフォンテーヌ グランド 羽田空港における「JAL×ヴィラフォンテーヌ コラボルーム」。コラボルームが設定されている8階のエレベーターを降りた右手、滑走路をモチーフにした廊下にズラリと連なる24室の全景に、思わず目をみはった。JALがホテルとのコラボルームを発表するのはこれで4例目だが、これまで1室だからこその特別感とともに宿泊難易度も自然と高かった。それが、羽田空港第3ターミナル直結という好ロケーションとともに、希望者に宿泊を確約すると言っても過言ではない24室という規模での実現は、JALファンにはうれしいコラボ企画だ。これまでも3種類のコラボルームを展開してきたJALだが、空港併設ホテルとしては今回が初めて。滑走路モチーフの8階客室フロアに、ズラリと並んだ圧巻の24室にJALの本気を感じた。
部屋の入り口も、ルームナンバーとともに機影と就航地の3レターがデザインされた特別仕様。1954年2月2日、初の国際線が就航したルートであるHNL(ホノルル)&SFO(サンフランシスコ)からはじまる、70年の航跡が再現されている。ところどころに歴代フリートの解説パネルも掲出。空旅を彩った往年の名機たちが並ぶさまに、昂揚感をかき立てられる。
内装などの全体像は、芳岡 淳カメラマンによる本誌記事(月刊エアライン4月号)をぜひご覧いただくとして、ここでは宿泊特典の記念ノベルティをご紹介しておこう。宿泊者には、JAL国際線70周年を記念したネックストラップやトートバッグ、バゲージタグが用意されている。普段使いにも活躍しそうな黒を基調としたグッズに加えて、創業当時からJALデザインを多く手がけた画家の永井 郁氏の復刻ステッカーなども今後登場予定とのこと。こちらも、マニア心くすぐるアイテムだ。
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