連載
思い出のトライスター ~ 深澤 明が撮ったこの一枚
文:深澤 明
写真:深澤 明
月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。

CP+2025のAIRLINEステージでもご覧いただいた
筆者が学生時代に撮影した
ANAのロッキード L-1011 トライスター
9歳の時に初めて乗ったヒコーキが
トライスターだった
羽田=函館線
快晴の函館空港のRWY30に着陸したときの喜びと
第2エンジンのS字ダクト
それに重低音で腹の底に響くような
エンジンスタートに惚れ込んでしまった
時は流れ鹿児島で学生時代を過ごしたが
鹿児島空港ではたくさんのシーンを追った
この写真を見てもわかるが
構図も何もなく
ただ単に離陸したトライスターを撮りました
と微笑ましくも感じる
ポジフィルムで夢中になって撮っていた頃だ

深澤 明
本当は寡黙な航空写真家。秀才ではない、天才である。それに恐ろしいほどに、運がいい。
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