連載

朝一パッチの猪名川土手 ~ 竹信大悟が撮ったこの一枚

文:竹信大悟 写真:竹信大悟
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月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。

 11月の上旬、やっと関西も朝晩冷え込み始めた頃に仕事で下地島に飛びました。現地の暑さと言ったら(汗)。神戸空港で飛行機に乗り込んだ時は厚手のパーカーで防寒してましたが、下地島に降り立って速攻トイレで短パンTシャツに着替えたほど。日本って広いですね(笑)

 ところで、12月に入ってやっと冬らしい寒さを感じる日が増えてきました。そうなると猪名川土手がシーズンインです。伊丹を古くから知る御大がいつも「朝一パッチ」なんて言うもんだから、なぜか冬の猪名川の土手で撮影することを“朝一パッチの猪名川”とたたき込まれてしまいました。

 ボクは北海道にあしかけ8年ほど住んだ経験もあるので寒さにはめっぽう強いんですが、冬の北海道より朝一の伊丹の方が寒く感じるからおかしなもんです。

 ところで“パッチ”ってもう今の若い人には通じないんでしょうかね?

竹信大悟

竹信大悟

1975年生まれ。兵庫県出身。大阪は伊丹空港をベースに、航空会社のオフィシャル撮影や日本各地の空港で航空業界を切り取るフォトグラファーであり、年間300日以上サウナに入るプロサウナー。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。

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