連載
爆焼け ~ 竹信大悟が撮ったこの一枚
文:竹信大悟
写真:竹信大悟
月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。
今年の梅雨入りは平年より遅かったですね。おかげで6月はいろんな空に出会いました。
俗に言う“爆焼け”なんて空にも出会うこともできました。
長く飛行機の撮影をしていると、季節の移り変わりには敏感になります。
そして感じずにはいられないのが気候変動の影響。10年前、20年前、そして10年後、20年後、いままで撮れたモノが撮れなくなり、いままで撮れなかったモノが撮れるように。でも変わらないのは一期一会の空模様。
ボクの今一番の願いは、今の機材と技術で、10年前、20年前、もっともっと昔の日本の空を撮りまくりたい! まぁ叶わぬ夢なわけですけどね。そう思う人は少なくないのでは?
竹信大悟
1975年生まれ。兵庫県出身。大阪は伊丹空港をベースに、航空会社のオフィシャル撮影や日本各地の空港で航空業界を切り取るフォトグラファーであり、年間300日以上サウナに入るプロサウナー。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。
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