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万博から地域創生へ。元EXPO2025 ANA JETが新たな特別塗装機となって12月8日就航

ANAは12月8日、羽田=鳥取線において地域創生をテーマとした特別デザイン機を就航する。その後、日本各地への就航を開始する。

文:本誌編集部
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地域創生特別デザイン機(737-800)
地域創生特別デザイン機。

 ANAグループは、12月8日(月)、羽田=鳥取間の定期便を皮切りに、地域創生特別デザイン機の日本各地への就航を開始する。この塗装が施されるのはボーイング737-800。EXPO2025 ANA JETとして運航されているJA58ANが新たなデザインへと生まれ変わることになる。

 初便就航当日は、羽田空港の当該便出発ゲート前にて同機体のお披露目式典を開催する。また、同式典で愛称もお披露目する。

 この特別塗装機の運航により、地域が持つ多様な地域資源の魅力を発信し、誘客につなげるとともに、地域のファンづくりに貢献することを目指している。機体には、「地域活性!日本を元気にする!」という強い想いを込め、47都道府県すべての県花が全体にあしらわれた。色とりどりの花は、全国各地の多様な魅力と活力が開花していく姿を表現している。

 また、対象便の機内サービス品では、過去に実施された「能登復興支援チャーター」にて、万博のテーマ「いのい輝く未来社会のデザイン」に基づき、石川県七尾特別支援学校と大阪府立すながわ高等支援学校の生徒がデザインした作品を採用している。

特別デザイン機 概要

〈初便就航について〉
対象日:12月8日(月)
対象便:NH295便、羽田(13時35分)発→鳥取(14時55分)着

〈機材について〉
機材:ボーイング737-800(登録記号:JA58AN)
就航路線:路線を限定せず、737-800の運航路線・便で運航。

支援学校の生徒がデザインした機内サービス品
支援学校の生徒がデザインした機内サービス品。

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