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大阪・関西万博EVシャトルバスが関西空港へ
関西空港で、大阪・関西万博で使用されたEVシャトルバが国内空港では初となるEVランプバスとして生まれ変わった。
文:本誌編集部
南海バスと関西エアポートは11月6日より、大阪・関西万博で使用されたEVシャトルバス4台を、関西空港内のランプバスとして運行すると発表した。空港のランプバスにEV車両を導入するのは国内初となる。
導入される車両は、いすゞERGA EVが3台とBYD K8 2.0が1台の計4台。EVランプバスは、主に関西空港内のターミナルビルから離れた駐機スポットとの間で乗客を送迎する役割を担う。
万博期間中、南海バスはJR桜島駅—万博会場間でEVシャトルバスを運行してきた。今回、この車両を空港内輸送へ転用するにあたり、南海バスが空港内にEV用充電設備を整備したことで実現した。
両社はこれまでも燃料電池バスや連節バスなど、先進車両の導入を通じて空港輸送の効率化や脱炭素化を進めてきた。今回の取り組みを通じ、万博を契機に導入された設備や環境配慮型の取り組みの継承を目指す。
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