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JTA、3機目のジンベエジェット「結(ゆい)ジンベエ」就航へ
日本トランスオーシャン航空(JTA)と沖縄美ら海水族館は、ジンベエジェット3号機となる「結(ゆい)ジンベエ」を発表した。就航は2025年度中。
文:本誌編集部

日本トランスオーシャン航空(JTA)と、沖縄美ら海水族館を管理する一般財団法人沖縄美ら島財団は、タイアップした特別塗装機を「結(ゆい)ジンベエ」と命名し、ジンベエジェットの3号機として2025年度中に就航する。
両者はこれまで、2012年に1号機となる「ジンベエジェット」、また2014年には2号機として「さくらジンベエ」を就航させてきた。今回の3号機は、2026年に世界自然遺産登録5周年を迎える本島北部の魅力発信と誘客の促進とともに、生物多様性の保全を発信する象徴となる。
JTAと沖縄美ら海水族館の両者が共有する「沖縄のすばらしさを未来につなぐ」という想いを表現するため、沖縄の伝統的な言葉で絆や協力、つながりを意味する「結(ゆい)」を名称に採用した。
デザインは、世界自然遺産である「やんばると西表の森」と沖縄の「海」特有のエメラルドグリーンをイメージする「緑」を基調色とし、海と山が自然の循環のなかで深くつながっているという摂理を表現している。「結」という言葉にもあるように、自然と生態系、そしてそこに暮らす人々が一体となって持続可能な未来へつなげていくという想いがデザインにも込められている。

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