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大韓航空、SAF使用路線を拡大

大韓航空は、9月19日より仁川=神戸線と金浦=関空線の一部便で韓国製SAFの導入を開始した。

文:本誌編集部
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大韓航空 A321neo

 大韓航空は、韓国で生産された持続可能な航空燃料(SAF)の使用路線を拡大し、9月19日から仁川発神戸行き、および金浦発関西行きの一部便で導入を開始した。

 SAFは、廃油や動植物性油脂、農業副産物など環境負荷の低い原料から精製される航空燃料で、生産・使用過程を通じて従来燃料に比べ最大80%のCO₂排出削減が可能とされている。 

 大韓航空は2024年8月より、韓国国内で生産されたSAFを使用した初の商用路線として、仁川発羽田行き便で運航を実施。この運用で安全性と性能が確認されたことから、今回の対象路線拡大に至った。新たな計画では、2026年12月末までに神戸便のうち90便、関西便のうち26便において、全体の航空燃料の1%をSAFに置き換える予定だ。

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