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5月1日、成田空港32番スポットからプッシュバックされるユナイテッド航空の737-800(N35260)。後方には強固なパートナー関係を構築するANAフリートが並ぶ。目的地ウランバートルへの到着は約5時間30分後だ。
記者らの質問に答えるパトリック・クエール上級副社長。「子供のころ、ゴビ砂漠やチンギス・ハンなどモンゴルのことを夢見ていました」と語り、ウランバートルに就航する喜びを表現した。
記念式典では、ユナイテッド航空や成田国際空港(株)、日米そしてモンゴルの政府関係者らによる鏡開きで新規就航を祝った。
32番ゲートで行なわれた記念式典はかなりの盛り上がりで、この新路線への期待の高さを感じさせた。モンゴルの伝統衣装をまとい、3か国の国旗を掲げて祝う乗客も。
記念すべき初便に搭乗する乗客たちにはカップケーキが振る舞われた。ブルーとイエローの2色から選べる。
カップケーキをよく見ると、モンゴルらしく馬をイメージしたデコレーション。
初便に乗務するパイロットも、賑やかに装飾されたゲートにて笑顔で記念写真。
集まった報道陣のカメラに、コクピットの窓からサムズアップで応えるパイロット。UA機のノーズに記された“Connecting People. Uniting the World.”の文字は、まさにこの新路線の開設意義ともぴたり合致している。
ユナイテッド航空の新路線開設を伝える、第1ターミナル南ウイング(出発ロビー)の大型パネル。なお、目的地の新ウランバートル国際空港の運営には、成田国際空港(株)も複数の日本企業とともに参画している。