プッシュバックされるJA796A。光の反射によってAeroSHARKの貼付がわかるが、普通の光線状態ではまったくわからなくなる。
AeroSHARKには気流に沿って抵抗を減らすのに適した向きがあるため、主翼周辺には斜めに貼られている部分もある。
登録記号より後方の胴体にはAeroSHARKは貼付されておらず、反射の違いによってブルーの部分の色が変わって見える。
ゲート付近に展示されたAeroSHARKに触れることができるパネル。サメ肌のようにザラザラしたものではないのが意外だった。
AeroSHARKの導入を担当してきたANA整備センター技術部787フリートチームの松井宏司朗マネージャー。JA796AへのAeroSHARK貼付は海外の委託整備会社で行なわれたが、日本のANAの整備工場でも行なうことはできるという。
L1ドアとL2ドアの横に貼られたデカール。機内にもAeroSHARKに触れるパネルが用意され、紹介動画のプログラムも用意されている。
昨年からAeroSHARKを実装した777Fと基本的には同じだが、777-300ERは胴体が長いので枚数は多くなっている。777Fの重量は約200枚のAeroSHARKを貼ることで約120kg増加していたが、それを差し引いても約1%の燃費向上の効果がある。
TOPニュースアジア初、ANA 777-300ERに空気抵抗低減のサメ肌 「AeroSHARK」 実装機が登場!