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ANAダイナースカードがタッチ決済対応。海外航空便遅延保険の付帯、ラウンジ利用回数の制限撤廃も
併せてカードデザインも変更。よりスタイリッシュかつ安全性の高いものとなる。
文:本誌編集部
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三井住友トラストクラブ株式会社は、ANAとともに発行するANAダイナースカードの全種類において、タッチ(コンタクトレス)決済機能を搭載したカードの発行を開始。同時にANAダイナースカードおよびANAダイナース スーパーフライヤーズカードのサービス内容もリニューアルする。
タッチ決済機能が搭載されたカードは、新規入会者には2025年4月1日以降の入会分から、既存会員には同6月にカード有効期限を迎える会員から順次、発行される。同時にカードデザインも変更し、エンボス加工(凹凸のある印字)を廃止。カード情報を裏面に集約し、デザイン性と安全性を向上させる。一方、4月1日発行分より、楽天Edy機能の搭載を終了する。
また4月から、ANAダイナースカードおよびANAダイナース スーパーフライヤーズカードのサービスがリニューアルされ、2つの新たな特典が追加される。1つ目は海外航空便遅延費用保険の追加で、海外航空便利用時のトラブルにより生じた乗継遅延費用、出航遅延・欠航・搭乗不能費用、受託手荷物遅延費用を、それぞれ最大3万円まで補償。4月1日以降に出発する旅行から適用となる。
2つ目は、海外空港ラウンジの無料利用回数制限の撤廃である。これまでANAダイナースカードおよびANAダイナース スーパーフライヤーズカードの海外空港ラウンジ利用は年間10回まで無料で、11回目以降は1回につき3,500円(税込)の料金が発生していたが、4月以降は回数制限なく無料で利用できるようになる。
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