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就航間近のJAL A350-1000、JA08WJ「飛行前改修」で登録記号の識別板と機内の鶴丸ロゴを取り付け!

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金色の鶴丸ロゴの装着前のショット。
金色の鶴丸ロゴはアルミ製だ。

JAL機であることを、美しく主張する機内のアイコン

 続いては、JALのエアバスA350型機やボーイング787の機内でもお馴染みの、金色のJALロゴの取り付け作業が行なわれた。

 金色の鶴丸ロゴはアルミ製で、固定用の受け金具はすでに壁面に装着されていた。そこへ光り輝く金色の鶴丸ロゴを合わせて、ネジで固定された。こちらの作業はものの数分といったところ。

 どちらの工程も作業自体は素早く終わるものだが、このエアバスA350-1000型機にJALの魂が込められた瞬間のようにも感じた。

 ちなみに「飛行前改修(ひこうぜんかいしゅう)」では、各シートの可動部の動作確認や乗客目線での機能チェックなどをキャビン内で行なう。機外ではアクチュエーターなどの可動部にグリスを塗りつけてゆくルブリケーションなど、作業は多岐にわたる。通常だと10日前後の期間を要するという。

 このJA08WJは近々路線デビューを果たす予定だ。2025年1月2日からは、羽田=ロンドン(ヒースロー)線におけるエアバスA350-1000型機のデイリー運航開始も発表されている。

鶴丸ロゴの取り付け作業を担当するJALエンジニアリングの整備士の皆さん。
息ぴったりの作業であっという間に取り付けられてゆく。
しっかりとネジを締めて取り付け作業終了。
無事に取り付け作業を終えると、ホッとした笑顔を見せてくれた。
搭乗者目線で見る金色の鶴丸ロゴ。飛行前改修は順調に進んでいる。
JALにとって20年ぶりの新型国際線フラッグシップとしてデビューしてから、間もなく1年を迎えようとしているA350-1000。早いもので8号機(JA07WJが未納入なので受領は7機目)が日本に到着したのが12月7日、その同機が路線への投入を前に羽田空港の格納庫で「飛行前改修(ひこうぜんかいしゅう)」と呼ばれる作業を実施した。JAL機としての魂を込める工程の一端を垣間見る機会を得た。

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