ジンエアー、12月2日より成田＝務安線に新規就航

　韓国を代表するLCCであるジンエアーは、12月2日より定期旅客便として成田＝務安線に週7便で就航することを発表した。これにより、同社の成田路線は3都市に拡大する。

　務安国際空港は、韓国第4の都市圏である「光州」を後背圏に持ち、空港から光州まではバスで約1時間でアクセスが可能だ。韓国南西部の全羅道に位置する光州は世界的にも注目度の高い「光州ビエンナーレ」という国際芸術祭が隔年で開かれるなど、芸術の街としても注目を集めている。

　さらに、務安空港からバスで約30分の距離にある木浦（モッポ）は漁師町として知られ、新鮮な海鮮料理が楽しめる。木浦には、海上ケーブルカーや儒達山（ユダルサン）などの自然豊かな観光スポットも点在しており、海と山の魅力を両方堪能できる。

　今回のジンエアーの成田＝務安線の就航は、成田空港にとって約5年ぶりの務安直行便の復活となるため、日本へのインバウンド観光客、韓国からのインバウンド観光客の双方に対して新たな需要が期待されている。

　運航スケジュールは以下の通りだ。

LJ228便：成田（20時00分）発→務安（22時20分）着、毎日運航
LJ227便：務安（17時00分）発→成田（19時00分）着、毎日運航