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中国の大手エアライン2社、COMACのC919初号機を同時に受領

中国国際航空と中国南方航空が、両社にとって初号機となるC919を同時に受領した。

文:本誌編集部
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中国南方航空(左)と中国国際航空(右)のC919初号機。
中国南方航空(左)と中国国際航空(右)のC919初号機。

 中国国際航空と中国南方航空は8月28日、中国の旅客機メーカーCOMAC(中国商用飛機)からC919を同時に受領。両社にとって、これがC919の初号機となる。

 中国国際航空の機体は、ビジネスクラス8席、エコノミークラス150席の2クラス計158席を装備。一方で中国南方航空のC919初号機は、ビジネスクラス8席、プレミアムエコノミークラス18席、エコノミークラス138席の3クラス計164席の仕様となっている。

 COMACのC919は2017年5月5日に初飛行、2022年12月9日に最初の機体が中国東方航空にデリバリーされた。同社は2023年5月からC919を就航させ、以来の15か月間で5路線の3,600便に投入。合計飛行時間は10,000時間に及ぶ。

中国国際航空と中国南方航空が、両社にとって初号機となるC919を同時に受領した。

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