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イスラエルのエアハイファ、最初の機材となるATR72-600の初号機を導入
イスラエルの新興航空会社であるエアハイファが、2機発注しているATR72のうちの1機を受領した。
文:本誌編集部
イスラエルの新興航空会社であるエアハイファは7月26日、同社にとって最初の機体となるATR72-600の初号機を受領した。
エアハイファは、イスラエル北西部にあり、同国で3番目に大きい都市であるハイファを拠点とする地域航空会社。2023年に設立され、ATR72-600を用いて同地とイスラエル最南端のエリアットや、キプロスの都市などとを結ぶ路線を開設する計画だ。
今回導入された初号機は、2023年に発注された2機のうちの1機。ATR72-600はPW127XT-Mエンジンを搭載し、従来のリージョナルジェット機と比較してCO2排出量を45%削減できる。エアハイファのゴネン・ウシシュキン(Gonen Usishkin)CEOは「このATR72-600を用いて、快適で信頼でき、(環境負荷の面で)社会的責任を果たせる移動手段を、お客様にお得な料金で提供したい」と語っている。
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