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KLMブルーがエアバスのナロウボディに輝く! 初導入のA321neoがアムステルダム=コペンハーゲン線でデビュー
KLMは欧州路線の新たな主力機材として、A321neoを導入。9月16日にデビューさせた。
文:本誌編集部
KLMは8月27日、エアバスA321neoの初号機を受領。9月16日のアムステルダム=コペンハーゲン線でデビューさせた。
今回導入された初号機は登録記号PH-AXAで、「アゲハチョウ」と名付けられている。KLMの親会社、エールフランス=KLMは2021年にエアバスA320neoファミリーを100機(ほかにオプション60機)発注していて、そのうちの1機となる。この100機にはA320neoとA321neoが含まれ、KLMのほかグループ会社であるトランスアビア(オランダ)とトランスアビア・フランスが運航する737NGシリーズの機材更新用として導入されるものだ。なおトランスアビアでは先行して2023年12月にA321neoの初号機を受領している。
A321neoはKLMにとって初のエアバス製ナロウボディ機。客室は頭上の手荷物収納棚を拡大するなどした「Airspace」キャビンを採用し、座席は2クラス227席を設置する。まずは9月16日よりコペンハーゲン線のほか、アムステルダム発着のベルリン、ストックホルム線に投入され、その後パリ、プラハ、ウィーン線にも拡大。2024年内に3機を追加導入し、4機体制とする計画だ。
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