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エンジンの製造を行うIAE、ケリー・ホラン氏を社長に任命
エンジン製造を行なう多国籍の合併企業のIAEは、キム・キンズリー氏の後任としてケリー・ホラン氏を社長に任命した。
文:本誌編集部
ケリー・ホラン氏がキム・キンズリー氏の後任としてIAEインターナショナル・エアロ・エンジンズAGの社長に就任した。IAEは、プラット・アンド・ホイットニーや日本航空機エンジン協会をはじめとする多国籍の企業が合併したエンジン製造を行なう会社である。
先任のキンズリー氏はIAE取締役会会長に就任し、今年1月から務めているプラット・アンド・ホイットニーの商用エンジン担当副社長としての職務は継続する。
社長として、ホラン氏はV2500プログラムをサポートし、財務、ビジネス、技術、顧客など多岐にわたるマネージメントを担当する。彼女は本就任の前はプラット&ホイットニーでアフターマーケット、商用エンジン担当副社長を務めていた。
1983年に設立されたIAEは、協力契約を2045年まで延長している。多用途のV2500は、現在、80か国で170社を超える商業、貨物、軍事オペレーターの約3,000機の航空機に搭載されている。合計で7,800台を超えるV2500エンジンが製造され、合計で1億4,000万回以上のフライトと2億7,500万時間以上のエンジン飛行を支えているという。
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