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NAAが公表した新ターミナルのイメージ図。新ターミナル全体の延べ面積としては100~120万㎡を予定している。参考までに、現在の成田空港におけるターミナル全体の延べ面積は約96万㎡(第1~第3ターミナル合計)。またイスタンブール空港は約140万㎡、仁川空港は約104万㎡、香港国際空港は約75万㎡。
※各空港会社HPより
2028年度末に向けて進む滑走路の整備
B滑走路は大型機の運航を制約なく可能とするため、北側に1,000m延伸して延長を3,500mに、新たなC滑走路についても延長3,500mとして整備するとともに、滑走路に接続する延長約6,200mの誘導路も新設される。敷地拡大に伴い、東関東自動車道のトンネル化や成田市道と多古・芝山町道の廃止および機能・補償道路等の整備なども実施される。
成田国際空港(株)経営企画部で「新しい成田空港」構想検討会の事務局として、新旅客ターミナル具体案などの検討を担当する空港計画部長の本宮進一郎さん。
Photo:Fukazawa Akira
新ターミナルと滑走路の使用イメージ
C滑走路供用後は、滑走路別に異なる運用時間を採用し、飛行経路下における7時間の静音時間を確保する。
新旅客ターミナルと新貨物地区の配置イメージ
滑走路の配置とバランスの取れた位置にあること、ある程度まとまりのあるエリアが確保可能なこと、既存ターミナルの運用を継続しながら段階的な整備が可能なこと、アクセス機能(鉄道・道路)の接続が可能なことなどの観点から、新旅客ターミナルの建設候補地が検討された。
JAPAN FOOD HALL
2023年9月1日に第2ターミナル出国手続き後エリアに登場した「JAPAN FOOD HALL」。ランプを一望するロケーションと出国手続き後エリアでは国内空港初となるテラス席を設け、訪日外国人のニーズが高い日本食を取り扱うワンランク上の店舗を集めた。内装はジャパニーズモダンがコンセプト。
Photo:Fukazawa Akira
ワンターミナルの形状案