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JAL、ハワイ線で「JAL Mahalo運賃」を販売開始。日本初の運賃を通じた環境・文化支援

JALは世界環境の日である6月5日、「JAL Mahalo運賃」の販売をスタートした。運賃の一部が地元NPOの支援に充てられる仕組みだ。

文:本誌編集部
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 JALは6月5日の「世界環境の日」に合わせ、ハワイ線における新たな運賃「JAL Mahalo(マハロ)運賃」の販売を開始。同運賃を購入した際に、その一部がハワイの環境・文化保護に取り組む団体の支援につながる仕組みになっている。

 「Mahalo」はハワイ語で「ありがとう」を意味し、JALがハワイとの歩みを通じて同地の豊かな自然や伝統文化に感謝と敬意を示す想いが込められている。このように運賃を通じて環境や文化を支援できる仕組みは、日本の航空会社で初めてだという。

 ハワイでは古来より、「Aloha ʻĀina(大地にアロハを)」や「Mālama ʻĀina(大地に思いやりを)」といった概念が地元住民に浸透。地元のNPOが、そんなハワイ独自の共同生活区画を指す概念「Ahupuaʻa(アフプアア)」をベースとしたさまざまな活動を実施している。JAL Mahalo運賃の一部はこの「Ahupuaʻa」における「Kai=海」と「ʻĀina=陸」それぞれにおいて、持続可能な活動を行なっているNPOの支援に活用される。

JAL Mahalo運賃の概要

運賃名称:JAL Mahalo
対象路線:ハワイ線(日本発ハワイ行、ハワイ発日本行)
運賃規則:変更可・払戻可(有料)
運賃販売開始:2024年6月5日(世界環境の日)
支援対象のNPO:
〈ビーチクリーン〉サステイナブル・コーストラインズ・ハワイ
〈タロイモ畑復興〉カコオ・オイヴィ
〈ハワイ固有種保護〉ナショナル熱帯植物園

本運賃の一部はMālama 1を通じて地元NPOの支援に充てられる。
本運賃の一部はMālama 1を通じて地元NPOの支援に充てられる。
JALは世界環境の日である6月5日、「JAL Mahalo運賃」の販売をスタートした。運賃の一部が地元NPOの支援に充てられる仕組みだ。

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