航空旅行

旅の予算で無視できない燃油サーチャージ(2024年8~9月)

JALとANAは、2024年8月1日から9月30日までの発券分に適用する燃油サーチャージ(正式名称「燃油特別付加運賃」)を発表しています。
6〜7月と同額です。

文:『航空旅行』編集部
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JAL_fuel
■JAL国際線燃油サーチャージ
適用期間:2024年8月1日(木)から9月30日(月)発券分まで
運賃額:日本発旅程 (金額は1旅客1区間片道あたり)
ANA_fuel
■ANA国際線燃油サーチャージ
適用期間:2024年8月1日(木)から9月30日(月)発券分まで
運賃額:日本発旅程 (金額は1旅客1区間片道あたり)

燃油代は値下がりも円安が進み同額

 JALとANAは、8月1日から9月30日に発券分の国際線航空券に適用する燃油サーチャージを発表しています。
 
 JALの燃油サーチャージは直近2カ月間の燃油市況価格平均に基づき決定しますが、今回の基準となる2024年4月から5月のシンガポールケロシン市況価格の2か月平均は1バレルあたり99.41米ドルで、これに同期間の為替平均1米ドル154.78円を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は15,387円となり、適用される燃油特別付加運賃は同社のホームページで公開されている条件表のZone J(15,000円基準)の金額になります。ANAも改定時点における直近2ケ月のシンガポールケロシン市場価格の平均価格に、同期間の為替レート平均を掛け合わせた価格を適用しています
 燃油代は下がりましたが、円安がさらに進んだので円貨換算額はほぼ同額で、変わらない結果になりました。値上がりしなかったのは海外旅行にとってプラスですが、さらに円安は進んでいますし、まだまだこの水準は維持されていきそうです。

JALとANAは、2024年8月1日から9月30日までの発券分に適用する燃油サーチャージ(正式名称「燃油特別付加運賃」)を発表しています。 6〜7月と同額です。