連載

Cranked wing ~ 竹信大悟が撮ったこの一枚

文:竹信大悟 写真:竹信大悟
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月刊エアラインをはじめ数々の媒体で活躍する航空写真家が撮った一枚の写真。それぞれに、さまざまな背景があります。本連載ではそうした写真に関する一言コメントとともに、フォトグラファー渾身の一枚を紹介していきます。

 先日仕事で成田に。主に操縦室の撮影だったのですが、スラストレバーが4本あるって、それだけでなんかテンションが上がるな〜と夢中でシャッターを切ってました。

 空き時間、成田の外周をうろうろ。一昔前から比べるとその数は格段に減ってしまったものの、まだまだ成田は4発機天国ですなぁ。747っていうだけでテンションあがっちゃって、普段撮らない角度からも撮っちゃったり。この角度、正直767や777なんかだとそんなに大きな違いは感じませんが、747だと全然違いますね。

 エンジンの数は言うまでもなく、翼の形状なんかもTHE SEVEN FOUR! なんですよね。ちなみに747の翼、37.5度の後退翼は有名ですが、実は2段テーパーになっているCranked wingなんです。ってこれも有名な話かな?

竹信大悟

竹信大悟

1975年生まれ。兵庫県出身。大阪は伊丹空港をベースに、航空会社のオフィシャル撮影や日本各地の空港で航空業界を切り取るフォトグラファーであり、年間300日以上サウナに入るプロサウナー。公益社団法人 日本写真家協会(JPS)会員。

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