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鶴丸フレイター再び空へ。JALのボーイング767-300BCF就航

JALは貨物専用機(フレイター)、ボーイング767-300BCFを2月19日に路線投入した。DHL、ヤマトホールディングスとの連携を支えに、約13年ぶりの再導入となるフレイターを活用して貨物事業の収益向上を図る。

文:本誌編集部 写真:村田尚之
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「JAL CARGO」ロゴが描かれたJALフレイターが就航。

 JALは2月19日、ボーイング767-300BCF(JA653J)の商業運航を開始した。初便となったJL6719便・成田発台北行きには、生鮮品や電子部品、eコマース品などを満載。100名以上の来賓、関係者、社員らが見送るなか、15時33分に出発した。

 出発に先立ち、連携を深めるDHLジャパンとの共同記者会見も開かれた。かつてJALの経営破綻時にフレイター事業から撤退した理由の一つとしてボラティリティ(需要の変動性)の高さが挙げられていたが、DHL取り扱い貨物をJALフレイターで輸送するなどの連携強化によりベースとなる需要を確保。国内でもヤマト運輸と提携するなど物流事業者との関係強化を進めており、これらの需要を支えにフレイター事業を、旅客事業とは異なる需要傾向を持つ事業として発展させていきたい考えだ。

初便の出発には100名以上の関係者、社員ら集結した。
初便出荷セレモニーも開かれた。
JALは貨物専用機(フレイター)、ボーイング767-300BCFを2月19日に路線投入した。DHL、ヤマトホールディングスとの連携を支えに、約13年ぶりの再導入となるフレイターを活用して貨物事業の収益向上を図る。

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