ニュース

ANA、「飛行機の墓場」ツアー第2弾を販売中。今回はビクタービル空港へ!

アメリカに存在する退役機が保管されている空港、通称“飛行機の墓場”。現地を訪問するANAのツアーの第2弾として、ビクタービル空港を訪れる商品が販売されている。

文:本誌編集部
X Facebook LINE

 ANAは2025年2月と3月に、飛行機ファンのためのスペシャルツアー「ビクタービル空港を訪れるロサンゼルス4日間」を設定した。

 このツアーは、飛行機ファンでもあるANAの整備士2名が企画したツアー「飛行機の墓場」シリーズの第2弾。前回のモハーヴェ空港に続き、今回は2泊4日でアメリカのビクタービル空港を訪れ、退役した元ANA機など、活躍を終えて翼を休める多くの機体が並ぶ圧巻の様子を間近で見ることができる。

 また今回は、これまで一般の人が足を踏み入れたことのない、航空機の非常用備品の修理を専門に行なう「HRD Aero Systems Inc.」を訪問。酸素マスク、救命胴衣、脱出用スライドなどの修理の裏側も見ることが可能だ。さらに機体パーツの加工を行なう「MotoArt」の工房では、ここでしか手に入らないグッズが購入できるほか、航空機売却に携わるANAグループ社員とのディナーパーティーも開催。ツアー企画者でもあるANA整備士や、航空機の売買を担う米国全日空商事社員も参加し、航空機に関する専門家たちの深い知識や、知られざる退役後の秘話を聞くことができる。

 そして現地の宿泊はヒルトン・ロサンゼルスエアポートホテルの滑走路が見える部屋を用意。ツアー中4日間を通し、さまざまな形で飛行機を堪能できる。ツアーはすでに販売を開始しており、前回の参加者の声を受けて新たに設定したビジネスクラス利用のプランが115万円、エコノミークラス利用のプランが69万円となる(いずれも2名1部屋利用の場合、燃油サーチャージ込み)。詳細はツアー特設サイトを参照されたい。

アメリカに存在する退役機が保管されている空港、通称“飛行機の墓場”。現地を訪問するANAのツアーの第2弾として、ビクタービル空港を訪れる商品が販売されている。

関連キーワードもチェック!