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チケットレスでシームレスに。仙台空港、駐車場をリニューアル。同時に料金改定も

仙台空港は駐車場をリニューアルし、駐車券やゲートバーを廃止。同時に料金改定や、駐車区画の増設も行なわれる。

文:本誌編集部
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仙台空港の駐車場。
仙台空港の駐車場。

ナンバーで車両を認識する方式に。事前精算機やアプリでの精算にも対応

 仙台空港は7月29日の0時より駐車場をリニューアル。東北の空港では初めてゲートバーや駐車券を廃止する。

 リニューアル後の駐車場ではピットデザイン株式会社の「スマートパーク」を採用し、駐車券の代わりに入退場時に車両ナンバーを読み取るチケットレス方式に変更。事前精算機またはアプリによる精算が可能となり、クレジットカードのタッチ決済やバーコード決済にも対応する。またアプリを利用する場合は、車両ナンバーやクレジットカード情報を事前に登録することで、次回以降の入力が不要となる。

 また同時に予約システムも刷新。こちらも会員登録時に車両ナンバーやクレジットカード情報を登録すれば、予約の度に入力する必要がなくなる。入場の際は予約車専用入口にあるナンバー認証式ゲートを通る形になり、事前登録した車両のみが入場可能だ。新たな予約システムはリニューアルに先立って7月12日より運用開始する。

料金体系は3段階に、駐車区画の見直しで150台分増加

 リニューアルと同時に、料金体系も変更。最多客期料金を導入し、通常期(火・水・木)、多客期(金・土・日・月)、最多客期(3連休、飛び石4連休、年末年始、ゴールデンウィーク、お盆など)の3段階の体系に変わる。さらに、これまでの長期利用割引を見直して割引適用範囲を拡大するほか、第2駐車場への新たな無料時間の設定、月額定期利用料金の設定なども実施される。

 他にも第1駐車場を3区画(A・B・R)に分割し、第2駐車場とあわせて合計約150台分のスペースを追加する駐車区画の見直しや、車両の動線変更に伴う第1・第2駐車場の出入り口の変更も行なわれ、また「ゆずりあいスペース」の拡張や、同スペースへのゲート設置による障がい者割引適用の自動化なども施される。

新駐車料金
新駐車料金
新しい駐車区画
新しい駐車区画
仙台空港は駐車場をリニューアルし、駐車券やゲートバーを廃止。同時に料金改定や、駐車区画の増設も行なわれる。

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